希子ちゃん、理子ちゃんへ

 

 

 きこちゃん、りこちゃん、こんばんは。

きょうもおてんきだったね。

きょうもあつかったね。

 

きょうはゆうがたにあえたね。

りこちゃんはかみをきって、

すこしおませなかおになったようにかんじたけれど、

かがみごしにめがあうと“ぐるっぐるっ”ってわらってくれたね。

なんども。

きこちゃんはあいかわらずげんきだったね。

うごきまわって。

おしっこするときにみぎあしのすねのところのかさぶたをおしえてくれたね。

むしにさされてかゆくてかきすぎたみたいだね。

かゆかったらたたくといいよ。

おしえてあげればよかった。

 

さいごはおさんぽできたね。

あぱーとのいりぐちにようすいがながれていて、

そこにそばにはえているくさのはっぱをながして、

はんたいがわにでてくるのをみるのをやってたね。

いちどみえなくなったものを“おなじもの”とわかるのは

ずいぶんむずかしいことだとおもうけれど

きこちゃんはできてたね。

そしてみつけてよろこんでた。

たのしかったよ。

 

またあそぼうね。

 

おとうさんより。

 

平成二十七年四月三十日

 

 

希子ちゃん、理子ちゃんへ

 

 

 きこちゃん、りこちゃん、こんばんは。

きょうもおてんきだったね。

あさからすこしくもっていたけどあつくなったね。

 

きのうはたのしかった。

きょうはなにをしていたかな?

たのしくすごしてますか?

 

あつくなって“なつ”みたいになってきたから、

あせをかくかもしれないね。

あせをかくことはいいことだけど、

そのあとほおっておくと“ひえ”てかぜをひくかもしれない。

あせをふいて、きがえをするようにしてください。

そうすればきもちもいいしかぜもひかないよ。

“なつ”にからだがなれるまではすこしたいへんかもしれないけれど

たのしくすごせるようにあせかいたときはきをつけてください。

 

こんどはいつあえるかな。

あってまたおさんぽしようか。

そのほかになにしてあそぼうか。

たのしみにしておくね。

 

きょうもあいたかった。

あってたくさんあそびたい。

 

おとうさんより。

 

平成二十七年五月一日

 

 

希子ちゃん、理子ちゃんへ

 

 

 きこちゃん、りこちゃん、こんばんは。

きょうもおてんきだったね。

きょうもあついくらいだった。

 

のどがかわいて、つめたいものがのみたくなるよね。

つめたいものはつい“ごくごく”のんじゃうけど

のみすぎるとよくないよ。

しょくよくがなくなって、

えいようのあるものをじゅうぶんとれなくなるからね。

きをつけてください。

 

きょうはなにをしていましたか?

きのうから“ごがつ”になって

いまは“れんきゅうちゅう”だね。

ながいおやすみがあって、

いろいろなところにでかけるかもしれないね。

おとうさんもきこちゃんやりこちゃんといっしょに

でかけたいけれどできません。

できるようになりたいな。

 

きょうもあいたかった。

あってたくさんあそびたい。

 

おとうさんより。

 

平成二十七年五月二日