■
希子ちゃん、理子ちゃんへ
きこちゃん、りこちゃん、こんにちは。
きょうはくもりです。
すこしひがさすこともあるね。
きょうはあえたね。
ふたりともまみいのなつまつりがおわってからきました。
まみいのなつまつりはそうめんながしとかなくて
すこしさびしかったね。
それでもゆかたからきがえて“にこにこ”できてくれました。
たなばたかざりをつくってばばちゃんとおはなしして
おひるははんばーぐをたべました。
「きめつのやいば」のきょくをたくさんきいて
きゃらくたーをたくさんのしえてくれました。
りこちゃんとはまたすごろくをしたね。
かえりぎわにさんにんでしゃぼんだまをしました。
りこちゃんが“だぶる”のわざをおもいついて
おとうさんかんしんしたよ。
きょうはたのしかった。
またあってたくさんあそびたい。
おとうさんより。
令和二年七月五日
希子さん、理子ちゃんへ
きこさん、りこちゃん、こんばんは。
きょうはあめです。
あさからしとしとずっとふっているね。
きょうはなにをしていましたか？
おとうさんはきょうもおしごとがんばりました。
きょうはおでかけしてのおしごとがありました。
あしたはたなばただね。
このちょうしだとよるにおほしさまをみるのはむずかしいかな。
それでもあまのがわではおりひめと
ひこぼしのらんでぶーがあるんだろうね。
ろまんちっくだね。
まいとしこのじきはつゆだから
きれいにおほしさまがみえることはほとんどないよね。
それでもたなばたがあるのはなんでだろう？
これはかれんだーがかわったからなんだ。
きゅうれきとしんれきといってね。
ちょっとむずかしいからこんどあったときにせつめいするね。
きょうもあいたかった。
あってたくさんあそびたかった。
おとうさんより。
令和二年七月六日
希子さん、理子ちゃんへ
きこさん、りこちゃん、こんばんは。
きょうはこもりです。
ときどきぽつぽつとあめがふるね。
きょうはなにをしていましたか？
おとうさんはきょうもおしごとがんばりました。
きょうはじむしょでのおしごとでした。
きょうはたなばただね。
でもやっぱりほしぞらはみえないみたいだね。
これだとたんざくにかいたおねがいも
おそらのうえからはからはみえないだろうね。
でもすてきなぎょうじだから
たんざくにしなくてもいつもだいじにおもっていることを
おねがいするひにすればいいよね。
おとうさんはそうします。
ふたりといつかいっしょにくらせるように。
それができなくてもいつでもすきなだけ
いっしょにいられるように。
きょうもあいたかった。
あってたくさんあそびたかった。
おとうさんより。
令和二年七月七日
